2016年12月13日

つながる脳科学

先月購入した講談社のブルーバックスです
脳とのつながりについて現在進行中の実験と課題などがわかりやすく分野別に記載されています
できるだ専門用語を使わないでわかりやすい言葉で説明されているように思います
その工夫もあって非常に読みやすかったです
正月にもう一度読み直そうかと思っているほどです
お勧めです!
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■各章ごとに印象に残った内容です

1.記憶をつなげる脳
  デートの記憶を思い出させて「うつ」が治った?
2.脳と時空間のつながり
  海馬の場所細胞の動き
3.ニューロンをつなぐ情報伝達
  シナプス強度
4.外界とつながる脳
  ショウジョウバエで人間の脳がわかる?
5.数理モデルでつなげる脳の仕組み
  ディープラーニングの謎
6.脳と感情をつなげる神経回路
  記憶と情動、恐怖記憶が抑えられる仕組み
  機械学習の教師信号とは何が違う?
7.脳研究をつなげる最新技術
  脳を透明にする
8.脳の病の治療につなげる
  マウスの「うつ」をどう見極めるか?
9.親子のつながりを作る脳
  子育てと子殺し
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■感想
最も興味があったのは感情と記憶についてです
かつてニューラルネットワークに少しだけ携わったことがあるので、感情が記憶にどのように影響するのか?
その場合の教師信号は何?、そもそも教師信号はあるの?という疑問をずっと抱いていたからです
ですが、読み終えて印象に残っているのはショウジョウバエの実験です
あまりにも衝撃的な実験方法で、しかもVRを使った飛翔実験に鳥肌が立ちました
すごすぎます!
そして、脳の仕組みを知る手立てとして、双極性障害からのアプローチもすごいです
驚くべきはマウスの「うつ」でしょう
どうやってそれとわかるのかが明確に書かれていて鮮やかと言うか、お見事というか。。。
加えて全体にすごく読みやすかったです、これはとても大事なことですね
今年一番の本となりました
posted by satoshi at 07:28| Comment(0) | サイエンス
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