2022年01月04日

オリンピックと男女分け

オリンピック競技のほとんどが男女に分かれています
唯一、男女共に競技するのが馬術だそうです
では、男女の境はどこにあるのでしょう?
世界的にLGBTQが叫ばれる中でオリンピックの線引きは?
chromosome.jpg
染色体 ウイキペディアより




■男女
1.外見上の男女は性器によって分けられます
2.染色体23番の性染色体で分かれます
  XXが女性、XYが男性です
まれにこの2つが一致しない場合があります

インターセックスと呼ばれる性分化疾患です
ターナー症候群性染色体が Xのみ
クラインフェルター症候群性染色体が XXY
アンドロゲン不応症外見は女性で染色体はXY



■オリンピック
かつて東ドイツで行われたドーピングは、
合成テストステロンを女性に投与して男性化することでメダルを獲得しました

男性ホルモンの1つテストステロンはおおよそ
男性は血液1リットル中に 10〜40 nmol
女性は血液1リットル中に 0.5〜3 nmol です
(日経サイエンス 2022.02「アスリートの性とジェンダー」より)

東京オリンピックで採用されたのはテストステロン濃度による線引きでした
5nmolが閾値です(女性の場合は、6ヶ月継続して 5nmol/L未満)



■感想
東京オリンピックでは、初めてトランスジェンダー選手が出場したことで話題になりました
生まれた時は男性、30代の時に性別適合手術を受けて女性として重量挙げに出場しました
テストステロン濃度を基準値内に抑えて出場です
結果は、3回とも失敗して記録を残すことはできなかったようです

男女はどこで区切られるの? 境界線はあるの?
数千人に1人、数万人に1人の性分化疾患に対応する方法は?
そもそも男女に分ける必要はあるの? などなど疑問は残ります

個人的には、、、
東京オリンピックで採用されたテストステロン濃度による境界線は
合理的な判断だったように思います
単に批判するだけでは前へ進みませんからね
posted by satoshi at 09:36| Comment(0) | サイエンス
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